仕事柄、DELLの Windows 7 パソコンを何度か初期設定する機会があるのですが、その度に不思議に思うことがあります。
Windows 7 はライブラリ内に「ドキュメント」「ミュージック」「ピクチャ」「ビデオ」という4個のライブラリがデフォルトで表示されるのですが、DELLのパソコンではなぜかライブラリ内がからっぽです。
からっぽなら「既定のライブラリを復元する」という機能でデフォルトの状態に戻るはずなのですが、何の変化もありません。
次に「フォルダオプション」から「隠しファイルを表示する」設定に変更したところ、4個のライブラリが表示されました。あとは「隠しファイル」のチェックをオフにすれば良いだけと思い、ファイルのプロパティを開いたのですが、「隠しファイル」のチェックがありません。
あと残る方法は、ライブラリの実体であるファイルを探し、「隠しファイル」の属性をオフにするしかありません。
それでは、表示されないライブラリを元に戻す2通りの方法を記載します。
【方法1】
ライブラリの実体は「C:\Users\*****\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Libraries」(*****はユーザー名)にある拡張子が「library-ms」のファイルです。
このファイルのプロパティを開くと、「隠しファイル」のチェックがあるので、オンにしてログオンし直せば元に戻ります。
【方法2】
方法1が分かりにくいようでしたら、以下の手順をお試しください。
1.表示されないライブラリを元に戻すためのアプリケーションをダウンロードして実行します。セキュリティの警告が表示されますが無視していただいて問題ありません。
ライブラリのアイコン表示を設定 「MakeLibrary.exe」をダウンロード
2.表示したいライブラリにチェックを付けて「適用」をクリックします。
3.指示に従ってログオフし、再度ログオンすれば、はい元通り。
これで、デフォルトのライブラリが表示されるようになりました。めでたしめでたし!